Message01

京都の真ん中・烏丸御池で

歴史と地域の人達を見守ってきた神社です。

御所八幡宮社について

御所八幡宮社は高倉御池の東南角にあり、決して大きいとは言えないお宮であります。しかし、かつては境内(けいだい)も広く子供が凧(たこ)揚(あ)げをして遊んだと言います。その頃を懐かしむ人は、まだ沢山(たくさん)居(お)られます。更に昔へ遡(さかのぼ)ると、もっと大きくて立派な神社でありました。そもそも、御所八幡宮はいつ頃から在ったのでしょうか。何故“八幡宮”なのでしょうか。又、何故“御所”の名が付くのでしょうか。そんな素朴な疑問に答えるべく歴史を紐(ひも)解(と)いてみたいと思います。

私達が住まいするこの地域は、平安京時代なら左京三條の三坊(さんぼう)から四(し)坊(ぼう)辺(あた)りになります。内(だい)裏(り)や里(さと)内裏があって公(く)卿(ぎょう)の邸宅も沢山ありました。室町時代に到ると武家の邸宅に変わり、政治経済の中心地となって諸(しょ)商(しょう)の賑(にぎ)わいと共に繁栄を極め、栄(えい)華(が)を誇る文化に花が咲きます。しかし、京都を一変する大きな戦(せん)禍(か)に捲(ま)き込まれます。徹底的に荒廃した京都は、都市の改造と共に徐々に復興し、町衆や商人が増えて活気溢(あふ)れる商業都市へと生れ変ります。その後の江戸時代の大火も凌(しの)ぎながら、近代から現代へと発展します。振り返ってみると名立たる邸宅も寺院も皆、我が街から消え失せてしまった中、御所八幡宮は変わりなくこの地に鎮座しています。境内は小さくなりましたが、これは稀(き)代(たい)の事と思います。

この辺りに住まいする私達は、八坂神社(祇園祭)の氏(うじ)子(こ)であります。しかし、氏子地域の中にも多数の神社があります。それらの神社も夫々(それぞれ)に歴史と伝統があり、元学区を中心に近隣地域の人々が悠久の歴史の中で無量の献身と尽力により維持され守られて来ました。そうした常盤(ときわ)に連なる伝統が次の世代を育て、自然の内に安寧(あんねい)と弥栄(いやさか)を願い、諸願(しょがん)を祈る心が生まれ、素朴な信仰として神前に手を合わす事に繋がり、永く住まいする事で土地への愛着と共に昔からそこにある身近なお宮を大切に思う気持ちが育(はぐく)まれると思うのです。その結集がお祭であり、身近な人達と共に賑(にぎ)やかに厳(おごそ)かに祝える態度こそが平(たい)らかな幸せを醸成するものと思うのです。その様な事が沢山集れば集る程、御(ご)神(しん)威(い)は昂揚(こうよう)し、その象徴たるお神(み)輿(こし)が盛んになり勇壮活溌なお祭と成る筈(はず)です。私達の身近な所に御所八幡宮社があって、もっと人が集る賑やかな我が街の鎮守(ちんじゅ)のお宮にしたいと思っています。

Message02

毎年9月15日に近い日曜日に例祭があります。

勇壮なお神輿の渡御や、かわいいお稚児さんのお練りがあります。

9月15日日曜日の例祭と14日土曜日の宵宮にぜひお越し下さい。

地域の皆さんでお祭りを盛り上げていければと思っています。